心にフタをしない

こんばんは。心理カウンセラーの鈴木 佳奈です。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、「心にフタをしない」について綴ります。

突然ですが、感情を抑えて我慢していると、苦しくなりますよね。
私自身も、感情(-)を抑えて我慢し続けた結果、しんどくなった経験があります。

この経験を通して、“心にフタをしなくてもいい”のだと思うようになりました。

心にフタをした状態を、ガラス瓶で例えてみます。

感情が瓶の中に入るたびに、フタを閉める。
その動作を繰り返していると、抑えてきた感情がどんどん溜まり、やがてフタは閉まりきらずに溢れ出してしまいます。

そこで、定期的にセルフケアなどで心を整えることで、感情が和らぎ、瓶の中(=心)にゆとりが生まれるのだと思います。

涙を流すことをためらわず、泣きたい時には思い切り泣く。
信頼できる誰かに話すことで、気持ちが楽になるなら、思い切って話してみる。
一度気持ちを落ち着かせたい時には、自分なりのセルフケアを実行してみる。

感情が溢れたときは、「疲れているよ」「限界だよ」という心からのサインかもしれません。

瓶の中に納まりきらなかった感情が溢れてしまっても、
その感情を優しく拭き取ってあげることで、少しずつ元の自分に近づいていきます。

急いで元の状態に戻そうとしなくて大丈夫です。
自分のペースで、ゆっくりと少しずつ前に進んでいければOKです。

誰しも、いつも前だけを向いて歩けるわけではありません。
時には、後に下がってしまうこともあるでしょう。

そんなときも、「今日は、ここまで頑張れた」と自分を否定せず、受け入れてあげる。
それだけでも、心が少し軽くなると思います。

感情が溢れる前に、定期的に自分の変化に気付いて、セルフケアをしていきたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^ ^
日常の中に、ご自身を労る時間を確保できますように。

 

投稿者プロフィール

鈴木 佳奈
鈴木 佳奈くれたけ心理相談室(安曇野支部)心理カウンセラー
辛さを乗り越え、少しでも笑顔の時間が増えるよう、精一杯サポートさせていただきます。 心理カウンセラー 鈴木 佳奈

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